JASRAC著作権アカデミーとは?

「JASRAC著作権アカデミー」は、
音楽をはじめとした著作権制度やJASRACが行う著作権管理事業について、
教育関係者や一般の方々のニーズに沿って
必要な情報を提供することを目的として行う音楽文化事業です。

著作権教育に関わる学校関係者の皆さまはもちろん、
著作権やJASRACの仕組みを学びたい方々に有益な情報をお届けします。

JASRAC著作権アカデミーとは?

JASRAC著作権アカデミーで行う5つの取組

  • ①講師キャスティング
    知的財産権の専門家(大学教員、弁護士等)や関係団体の役職員、教育関係者などを「講師」として登録してもらい、登録講師の中から、JASRACラーニングスクエア及びJASRACキャンパスにおける講師を選定(キャスティング)する取組です。
  • ②出張講座JASRACラーニングスクエア
    著作権等に関する講義を求める個人又は団体を公募の方法で募集し、応募者が希望する講義の内容に応じて登録講師をキャスティングして、当該講師による講義を提供する取組です。
  • ③寄付講座JASRACキャンパス(2024年度開始予定)
    著作権等をテーマとした寄付講座の開講を希望する大学又は大学院を公募の方法で募集し、一定の条件を満たした大学等に寄付講座を設置する取組です。採用する大学等の選定に当たっては、学識経験のある者で構成する選考委員会による審査制度を設け、選考を行うこととしています。
  • ④教材制作(2024年度開始予定)
    JASRACラーニングスクエア及びJASRACキャンパスにおいて使用する教材として、知的創造サイクルの仕組み等を体系的にまとめた「体系テキスト」と、両講義の内容をテーマごとに標準化した「標準レジュメテキスト」の2種類を制作する取り組みです。
    体系テキストについては、学生及び社会人を対象とした「一般用テキスト」と子供を対象とした「子供用テキスト」とし、標準レジュメテキストについては、両講座における需要に対応したものとする予定です。
  • ⑤講義・教材の配信(2025年度開始予定)
    JASRACラーニングスクエア及びJASRACキャンパスにおいて実施・収録した講義の中から、ニーズの高い講義を選別し、講義で使用したレジュメや制作した教材と共にウェブ上で公開する取組です。

事業イメージ図

JASARC著作権アカデミーの5つの取組を図で表すと次のようになります。

音楽文化事業について

音楽の利用者からお支払いいただいた使用料のうち、
権利者から作品届等が提出されないために10年を超えて
分配できない状態にある使用料を原資として実施する事業です。

2019年度の定時社員総会で管理委託契約約款を変更し、
委託者の共通の目的にかなう事業(音楽文化事業)として実施することを決めました。
事業の内容は、外部の有識者で構成する委員会(音楽文化事業に関する有識者委員会)
における調査審議を経て、理事会で決定することとしています。